人ってうるさいって思いません?
あーだのこーだの口出して、別に何も借りなんてないのに、
あれだのこれだの、こーするべきだとか、こーあるべきだとか、
うっせーんだよ、黙れ、ばーろーっと何度思った事かしれません。
でもねー、吠えちゃダメですよ。
そういう時は何を言っても「負け惜しみ」とか「強がり」としかとられないから。
態度で示して差し上げるんです。
すぐには伝わらなくても、きっといつか分かってくれる、、、と思う。
私もすぐ人からギャーギャー言われるの。
あれこれ必死に頑張っている様子が、ある種人を苛立たせるのだと思います。
結婚した時も、「仕事辞めないの?」「家事できんの?」「料理はどっちが作るの?」系の事をすごい言われた。すげーむかつきましたけど、ぐっと我慢で微笑み返しました。
その後何かの折に、その方を我が家にご招待したんですが、思いのほかキレイに片付いた部屋の中で、予想外にいける料理が数々出てきたのでびっくりしたようでした。
それからは何も言われなくなりました。
結婚後も仕事を続けている事で言われましたねー。
「子どもはどうするの?」
「仕事もいいけど家庭も大切よ。」
「だんなさんにもっと頑張ってもらえばいいじゃない。」
↑のコメントそれぞれに原稿用紙3枚分ぐらいの反論文が書けそうですが、やっぱり黙って微笑み返しました。
その後妊娠しても相変わらず仕事を続けていたら、
「信じられない。私だったら折角授かった赤ちゃんが大事だから絶対仕事は辞めるっ。」とか。
だったらあんたは辞めりゃーいいじゃん!と正直思いましたけど、なるべく何も言わないように努めました。
予定日よりだいぶ早く生まれたので、結局出産する12時間前まで働いていた事なってしまいました。産んだ後は、一年間は休みたいと思っていたのですが、当時の勤め先が3ヶ月までしか産休を認めてくれなかったので、産後と同時に辞めました。その時もまぁ色々言われました事、言われました事。
面白いのは今まで「働き続けている」事を否定する意見が大多数だったのに、急に「折角のキャリアなのに勿体無い」とか「結局腰掛けのつもりだったのね」とか「辞めてしまった」事を批判する声が増えた事です。結局、何かしら反対したいだけなのかも??
世間てよく分かりません。。。。
私の中では「1年後に再就職する」という確固たる意志があったのですが、周囲は「どうせそんなの口だけだ」と信用してなかったんだと思います。
「世の中そんなに甘くないわよー」とか
「いつまでも若くないんだから」とか
「やっぱり家にいる方がいいわって言い出すわよ」とか。
私には専門職であるっていう強みもあったし、アメリカは日本のように年齢制限とかほとんどないので、密かに勝算はあったんだけどね(笑)。
で、ホントに1年後に職場復帰した時はまた「子どもが可哀想」とか「無責任だ」とか言われました。今でも忘れらないのは、保育料が高くて大変だみたいな事を思わずこぼしてしまった時に言われた一言。
「何時間も子育て放棄して出かけてるんだから、そのぐらいの代償払って当たり前でしょ?」
ガビーンときましたねー。
「育児放棄」
世間は働いている母親をそんな風に思っているわけか?????
あれはかなりきいたね。右ストレート、ガツンと入りました。
でも思い返せば、専業ママをしている友達からも
「いいなぁ、一日何時間も子育てから解放されるなんて」とか
「私も気晴らしに出かけてみたい」とか
「専業って大変よーぉぉぉっ」とか
言われたなぁ。
私は育児を止めたこともないし、
気晴らしで働いているわけじゃないし、
専業ママは大変じゃないなんて言った事ないんだけどなー(笑)。
でもねー、その人達、最近静かかも。あんま言われなくなったような気がする。
逆に「偉いよねー」とかポジティブ(?)なコメントも増えた。
「偉い」と言われるために働いているわけでもないんだけど、まぁ褒められたと解釈して素直に喜んでおく私です。
産後復帰して3年目。
体調を崩したり、精神状態ちょっとおかしくなったりしつつ、でもフルタイムを通してきました。
(フルタイムであることは就労ビザやライセンス維持など外的要因も大きいのですが)
今でも世間的知名度、理解度の低い仕事なれど、周囲の雑音は減少傾向にあるのではないかと。。。。
或いは、いつもの希望的観測か、、、?
実は非常に「目出度い」というのが、ある意味私の強味なのかもしれません。
「出る杭は打たれる」と言います。
でもそれは、ちょっとだけ出ているから打たれるんだと思う。
世間はちょっとだけすごい人、ちょっとだけできる人の事は認めたくないんだよね。
「あのぐらい私(オレ)だってその気になればできる」って思っちゃうから。
でも、その辺の人には届かないくらい高く出とくと打たれないですむんじゃない?
だから私もどんどん出て行く杭になりたいんだ。
元々たいした才能はないし、ただ頑張ってここまで来ただけだけど、続ける事って大きいじゃない?
世界的偉業とかそういうのは、狙ってないから(っつーか果たしようがないから 笑)。
今の自分にできる事を、諦めないで、辞めないで、コツコツちまちま続けていけばさ、そのうち世間も「この杭は打てない」と思うかもしれない。
そうして最終的には黙ってくれるんじゃないかな?って期待してます。
(まっ、常に新たな騒音が生まれてくるのでon-goingなプロジェクトだとは思いますが。)
13 件のコメント:
>世間はちょっとだけすごい人、ちょっとだけできる人の事は認めたくないんだよね。
「あのぐらい私(オレ)だってその気になればできる」って思っちゃうから。
なるほどなるほど。そういう経験って、大なり小なりみんなにもあるんだろうなと思いました(わたしも経験済み)。でも、「その気になる」ことって、実はとっても難しいんですよね。「わたしだって努力すればできるんだ」って言っているうちが花。実際努力してみて、初めて「こりゃ大変だ・・・」って気づく人、結構いますよね。
kyoさん、そうです。「継続は力なり」です!これからもずっと応援してますよー。
確かになぁ、ちょっと前まで相当「仕事してる女性の状況」に対していろんなセリフが周囲から出てきたもんですよね~。独身だと「結婚しないの?」…ケコーンすれば「子ども産まないの?」…産めば「一人っ子にするつもり?」…仕事続ければ「子ども置いてって心痛まないの?」って、永遠に続くんですねこーゆーのがねー。
でも、女のヒトがずっと仕事続けることについて、なんか世間ではワリと肯定的に見る雰囲気が出来つつある気がします。この数年とくに。日本だけの現象なんですかね。なんでなんですかね。
☆じゃすみん茶さん、青葉さん☆
こんな長々しいつぶやきにコメントくださってありがとうございます。
日本は理解されつつありますか?それは朗報ですね。私が今回書いた事は全て日本人に言われた事です。独身、既婚に関わらず男女両方から少しずつ言われたような気がする(笑)。でも日本人がプロフェッショナルな女性を認める傾向にあるのだとしたらすごく喜ばしいことですよね。
専業主婦として家をきっちり守るということの尊さと、専業主婦でいることの不思議な肩身の狭さ、という相反するもののバランスが、なんか妙に変わってきた感じを受けてるんですよ、とくにこの2年ぐらい。なんでこういう変化が起きてきているのか不思議なんですがね~。「外に働きに出る」ってことをポジティブに捉える人がなんとなく増えてきたみたいな気がします。時代的な雰囲気なのか流行の一種なのか…
ひょっとして海外にいる日本人の方々にはまだそういう変化が訪れていないとか?
なんだか…えっ!て感じです。
びっくりです。
そんな事仰る方いらっしゃるんですか?
私は幸いにしてほとんどそんな事言われたこと無かったですね。若かったからか?
ただ、感覚的に私が目指している事は理解してもらえなかったけど…。
周りにも働きながら子育てしている人達も居ます。
ずいぶん前にある友人に「頑張ってるんだね。」って言ったら、「別に普通~。」って言ってました。
あまり周りの言葉は気にせず、ご自分の好きな仕事を続けて、これからも暖かいご家庭を築いていって下さい。
働いていても、いなくても、本人の自由なんですから…。
☆aobaさん☆
海外だとまた色々別のファクターもあるんじゃないかなーって思うんですよ。私の偏見かもしれないけど、日本人で英語コンプレックスの人って結構多いような気がするんですよ。だから「英語さえ話せれば私だって働けるのに」みたいな思いの人もいると思うのね。それに加えて、外国人だとビザの問題とか、子どもがいたら預け場所とか(地域によってはアメリカの保育料バカ高いようですから)。そういう自分にはどうにもできない要因にしばられて、ストレスを感じている方が多いのではないかと。。。そういう中で、私にようにサクサク仕事してる(ように見える)と、何かむかついたりするのかなーとかね。まー私も気にしすぎる方だからいけないんだけど。。。。
☆花娘さん☆
本当にそうですよね。どんな生き方をしても本人の自由なはずなんだけど、状況によっては他に手段がないというか、好きな事を好きなようにできない立場になってしまうこともあるんだと思います。そういうのが海外生活の辛い所なのかもしれませんね。
匿名希望のエイジです。
文句を言われるのなら言わせないところまで努力をしようということですね。
文句を言われるのは、まだまだ未熟なのです。しかし文句を言われるというのはもっと大きくなれという神の声なのだ。
だから大きくならなくてもいい人には文句も言われないのだよね。
すべては神の技なのである。
私の仕事は、どちらかというと「結婚しても子供がいても当たり前のように働く」って感じなのですよね。
なので、結婚して辞めたり子供ができて辞めたりというと、けっこう不思議がられるかも。
「あなたみたいな仕事、私じゃ絶対できないわ~、あんな仕事ね~」
って、言われることが一番ムカってきます。
それって、どういうこと?!
そういうことを言う対象は、「人のシモの世話は、私にはできない、危険汚いキツイの3Kなんて、できない」ということを追加してくるんですよねぇ。。世話になるくせに~って内心思ってますが。
人のことをとやかく言う人って、自分のことが見えない人だと思います。そんなヒマあるなら、もっと自分を磨けって思いますもん。。
私はある種、人の言葉に一喜一憂しちゃうタイプなので、笑って流せるようになる人間になるべく日々努力っすよ。。
☆エイジさんは匿名希望さん☆
いやーやっぱ人って結果求めるんじゃない?
私が最初留学した時は「金持ちだがバカだという象徴」とか言って見下されたけど、日本でも名の知れたいわゆる名門校(自分で言うな?笑)に合格した途端に態度変わったよー。
日本人て薄い、、、、ってかなり自己嫌悪に陥りましたよー。
「こりゃー自分には無理」と思わせるような結果を出すと相手は黙るんじゃないでしょうか?
でも結果の為に頑張っているんじゃないんだけどねー。結果ってほら、後からついてくるから、はははー。
☆ひつぴさん☆
産後も続けられる方が多いと聞いて、正直驚きました!勤務先の形態によっては夜勤もあるでしょ?でも逆に勤務先を返れば続けやすいって事かしら?どちらにしても資格ベースの仕事は有利ですよね。産後しばらく休んだとしても復帰のチャンスがいっぱいあるのではないかと思います。でもその分大変な仕事ですよね。とてもストレスフルだと思う。生身の人間が相手だから、常に自分も気持ち高めて挑まないといけないし(こっちが沈んでると結構向こうにも伝わるもんねー)。
まっ、要するに、人ってさ他の立場にある人の事って結局言うほど分からないってかんじかしら??って無理やりまとめてますけど。
いるんだよねぇ。うだうだ言う人。
そんな人の言うことは、気にするだけ時間の無駄だとは思っても、言われたことを思い返すと腹が立ってくるのよね。
できることなら、そういう人とは距離をおいて、あとは信頼のおける人に愚痴を聞いてもらってストレスを発散してね。
あと、コツコツと努力している間は大変だけど、その後にいい結果がでたときは嬉しいよね。何事も続けることって本当に大切よね。
私も何か目標でもたてるかな...(^ ^;)
☆Yukaちゃん☆
色々な生き方があるからねー。人それぞれでいいんじゃない?と私は思ってしまうんだけど。。。。でも人の生き方とやかく言う暇があるんだから、そういう人は自分で言うほどは忙しくないのかも?(笑)
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